姫山伝説

むかしむかし、あるところに
美しいお姫様が住んでいました。
ある日お姫様は、お殿様に見初められ、
心ならずもお城に召されることになりました。
恋人との仲を引き裂かれたお姫様は
悲嘆に暮れてこう考えます。

私がこんな不幸な目に遭うのは、私が美人だからだわ。私が美人じゃなければ、愛する人と幸せに過ごせたのに…。二度と私のような不幸な人が出ないように、この近所で産まれる女性をみんなブスにしてやる！！！（意訳）

そう言い残して、お姫様は井戸に身を投げて死んでしまいました。
それからというもの、お姫様が住んでいた姫山が見える場所では
美人が生まれなくなったそうな。
（山口県ではかなり有名な言い伝えです）
…なんかいろいろ突っ込みどころありません？